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ゲームオンデュードが中心【BCクラシック】

2012年10月28日 21時13分

今年は米2冠馬アイルハヴアナザーUSAをはじめ、G1ベルモントS優勝のユニオンラグズ、昨年の米最優秀2歳牡馬ハンセン、G1ケンタッキーダービーとG1プリークネスSで2着したボードマイスターら3歳の主力が次々と戦線を離脱。3歳VS古馬の構図は崩れ、例年よりやや手薄な印象は否めない。
中心となるのは昨年の2着馬ゲームオンデュード。チャーチルダウンズ競馬場を舞台とした昨年は逃げて一旦は後続を引き離しながら、ゴール目前でドロッセルマイヤーに交わされた。今年は、連覇を果たしたG1オーサムアゲインSを含む5戦5勝と相性抜群のサンタアニタパーク競馬場での開催を味方につけて優勝を狙う。
フラットアウトは昨年、1番人気で5着。今年初戦のG1ドンH5着を最後にウィリアム・モット厩舎へ転厩となったが、前走のG1ジョッキークラブゴールドカップ招待Sでは見事に連覇を達成。昨年と同じ足取りで大一番に臨む。モット調教師はG1サンタアニタHの覇者ロンザグリークとG1ウッドワードSを制したトゥオナーアンドサーヴも出走させる予定で、過去にJ.ロビンズ調教師(2000、01年にティズナウで連覇)しかなし得ていない連覇に挑む。
フォートラーンドは今年に入って急成長した。2月のG3スキップアウェイSを重賞初挑戦で制し、8月のG1ホイットニー招待Hではロンザグリークやフラットアウトなどを抑えてG1初制覇。早目先頭で押し切るスタイルはゲームオンデュードと重なるが、主導権を奪えば粘り強さを見せる。
なお、G1BCクラシックにも登録のあるモット厩舎のロイヤルデルタ(昨年の米最優秀3歳牝馬)はG1BCレディーズクラシックが第一希望。

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