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ダーレー・ジャパンがKダービー馬ストリートセンスを導入

2012年10月28日 21時12分

日高町のダーレー・ジャパン(株)は10月21日、2007年のケンタッキーダービー馬ストリートセンス(牡8歳、父ストリートクライ)を、来春から日高町のダーレージャパンスタリオンコンプレックスで供用することを発表した。
同馬は04年生まれの米国産馬。02年のG1ドバイワールドCなどを制したストリートクライの初年度産駒となる。
競走成績は米13戦6勝。06年8月に初勝利を挙げ、G1BCジュベナイルを10馬身差で圧勝して米2歳牡馬チャンピオンに輝いた。翌07年にはG1ケンタッキーダービーを制覇。BCジュベナイル勝ち馬として史上初めて、米2歳牡馬チャンピオンとしては1979年のスペクタキュラービッド以来28年ぶりにケンタッキーダービー馬となった。ほか、G1トラヴァーズS、G2ジムダンディS、G3タンパベイダービーに優勝。世代トップの実力を見せつけた。
現役引退後の08年に米国・豪州で種牡馬入り。初年度産駒は現3歳で、米国ではミスネッタやオービーケイといったG1入着馬を出し、日本ではノウレッジ(G3新潟2歳S2着)やフリートストリート(ヒヤシンスS)など4頭が勝ち上がっている。
ケンタッキーダービー馬の日本への導入は、今年の優勝馬アイルハヴアナザーに続き13頭目。来シーズンは国内で5頭のケンタッキーダービー馬が現役種牡馬として鎬を削ることになる。
種付料は後日発表。ダーレー・ジャパン(株)の三嶋健一郎代表は「日本の皆様にこのような素晴らしい種牡馬を提供できることを大変嬉しく思っております。ストリートセンスは競走馬としても傑出していましたが、デビューを迎えた産駒が、日本を含め世界中で素晴らしい活躍を遂げており、大きな可能性を感じさせる種牡馬です」と期待を寄せている(10月26日現在)。

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