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2歳新種牡馬ブラックタイドが重賞初制覇

2012年10月14日 21時33分

10月6日に京都競馬場で行われたG2デイリー杯2歳Sにおいて、ブラックタイド産駒のテイエムイナズマ(牡2歳、栗東・福島信晴厩舎)が優勝し、今年、初年度産駒をデビューさせたブラックタイド(牡11歳、父サンデーサイレンス)は、2歳新種牡馬の重賞制覇一番乗りを果たした。
ブラックタイドはディープインパクトの全兄。2001年のセレクトセール出身馬では同年5番目の高額となる1億185万円で取引された。競走成績はG2スプリングSなど22戦3勝。鎬を削った同期にキングカメハメハ、ダイワメジャー、コスモバルクらがいる。
現役引退後の09年に日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入り。ディープインパクトを凌ぐ雄大な馬体、血統背景、リーズナブルな種付料設定から人気が高く、種付数は初年度から150頭、143頭、166頭、170頭と4年連続で100頭を超えている。
78頭が血統登録している初年度産駒は出だしから好調で、5月にはホッカイドウ競馬で早々と勝利を挙げ、今年の2歳新種牡馬初勝利第1号を記録。今回の重賞制覇で“ダブル”を達成し、ファーストシーズンサイアーランキングでも、デビューした34頭中9頭(13勝)が勝ち上がり、トップをキープしている(10月12日現在)。
孝行息子の快走に同SSでは「初年度産駒から重賞勝ち馬が誕生したのは嬉しい限りです。芝・ダート双方で結果を出していますので、今後の活躍がますます楽しみになってきました」と声を弾ませていた。

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