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マーベラスサンデーが種牡馬引退

2012年10月08日 21時35分

1997年の宝塚記念優勝馬マーベラスサンデー(牡20歳、父サンデーサイレンス)が、今シーズンを最後に種牡馬を引退することとなり、9月27日に繋養先だった新冠町の優駿スタリオンステーションを退厩した。今後は日高町の大西スティブルで功労馬として余生を送る。
同馬はサンデーサイレンスの初年度産駒。フジキセキ、タヤスツヨシ、ジェニュイン、マヤノトップガンらと同世代となる。
競走成績は15戦10勝。G1宝塚記念のほか、G2大阪杯、G2京都大賞典、G3朝日チャレンジC、G3札幌記念、G3エプソムCと6つの重賞を制した。
現役引退後の98年にCBスタッドで種牡馬入りし、2003年シーズンから優駿SSで供用。シルクフェイマス(G2日経新春杯)、ネヴァブション(G2アメリカJCC)、スマートギア(G3中日新聞杯)、ラッシュストリート(Jpn3佐賀記念)、キングジョイ(JG1中山大障害2回)など、芝・ダート、平地・障害を問わないオールマイティな産駒を送り出してきた。
生産者からはサンデーサイレンスの後継として人気が高く、ピークの04年には166頭の種付頭数を記録。今シーズンも32頭の繁殖牝馬を集めていたが、20歳という高齢が考慮され、種牡馬引退が決まった。
同SSでは「これまでに数多くの活躍馬を送り、看板種牡馬として頑張ってくれました。まだまだ元気だったので残念な気持ちもありますが、これからはゆっくりと余生を送って長生きしてほしいですね」と新天地での幸せを祈っていた。

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