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誘導馬「テン太」がデビュー(ホッカイドウ競馬)

2012年10月01日 21時04分

ホッカイドウ競馬のグランシャリオナイター開催中の門別競馬場で9月18日、新たな誘導馬「テン太」がデビューした。
テン太は白毛に黒い斑が愛らしい5歳のセン馬。「新たな誘導馬に」と北海道馬主会が購買し、HRA北海道軽種馬振興公社に寄贈したアパルーサ種で、約370通の一般公募により「テン太」と名付けられた。
2011年度の同競馬開幕日にデビュー予定だったが直前に骨折。浦河町の浦河町乗馬公園で静養しながら誘導馬としての調教を積んでいた。
誘導馬としてのデビューは先輩の誘導馬とともに馬場入り。その後、ナイター照明にも動じることなく仕事をこなした同馬は、一頭で堂々と馬場入りするようになった。
デビューを見守っていたHRA職員は「昨年4月の骨折から1年6カ月。思ったより長くかかりましたが、無事誘導馬としてデビューできて良かったです」とホッとした様子。米ウォルト・ディズニーの映画「101匹わんちゃん」に登場するダルメシアンのような個性的な模様はファンの人気が高く、早くも「テン太~!」と大きな声援が飛んでいた。

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