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日高SSが米G1勝ち馬トビーズコーナーを導入

2012年10月01日 21時04分

2011年のG1ウッドメモリアルSの勝ち馬トビーズコーナー(牡4歳、父ベラミーロード)が、来春から浦河町の日高スタリオンステーションで種牡馬入りすることが決まった。
同馬は08年生まれの米国産馬。05年のG1ウッドメモリアルSを17馬身半の大差で圧勝したベラミーロードの初年度産駒となる。
競走成績は米12戦5勝。10年11月にデビュー2戦目で初勝利を挙げると、翌11年のG1ウッドメモリアルSで、前年の米2歳牡馬チャンピオンに輝いたアンクルモーらを破り、一躍ケンタッキーダービーの最有力候補となった。その後、左後肢を骨折したため長期休養。今年7月のマウンテンヴューHをトラックレコードで制し、久しぶりの勝利を挙げていた。
父ベラミーロードはダンチヒ系成功種牡馬チーフズクラウンの孫。これまで3世代がデビューし、出走125頭で5頭の重賞勝ち馬を含む81頭が勝ち上がるという高い勝ち上がり率を残している。
日高SSにとっては08年のフォーティナイナーズサン以来、5シーズンぶりの輸入種牡馬の導入。10月下旬に神奈川県で入国検疫に入り、同SSには11月中旬に到着する予定となっている。
事務局の(株)荻伏ブリーディングシステムでは「円高を背景にリーズナブルな価格で導入することができました。日本での知名度はこれからですが、スピード豊かな産駒が多く、日本の馬場にも適応できると確信しています。サンデーサイレンス系、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系と何でも配合できるのが強みです」と待望のニューフェイスに大きな期待をかけている。

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