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中央 アラカルト
オールカマーで重賞初Ｖ狙うルルーシュ
2012年09月19日 11時51分
23日に行われるオールカマー（ＧⅡ）は、ＧⅡに昇格した1995年以降、実績馬の活躍が目立っており、今年も2010年のオークス馬サンテミリオン（牝５歳、美浦・古賀慎厩舎）や2009年春の天皇賞馬マイネルキッツ（牡９歳、美浦・国枝厩舎）などが登録。一方、重賞未勝利馬の勝利は2005年のホオキパウェーブ以降、例がなく、重賞未勝利馬が勝てば７年ぶりとなる。今年の登録馬を見てみると、16頭中、重賞未勝利馬は９頭で、なかでも前走の札幌日経オープン（芝2600ｍ）をレコード勝ちしたルルーシュ（牡４歳、美浦・藤沢和厩舎）などが注目を集めそうだ。同馬の父は、藤沢和調教師が管理したゼンノロブロイで、父は４歳秋（2004年）に天皇賞（秋）→ジャパンＣ→有馬記念とＧⅠ３連勝を成し遂げた。果たして、ルルーシュは、この秋、父のように大レースの主役になることができるかどうか。なお、過去10年間のオールカマーでは、６歳馬の活躍が目立っており、４歳馬が勝てば、2007年マツリダゴッホ以来５年ぶりとなる。
