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京都新聞杯優勝馬トーセンホマレボシがブリーダーズSSで種牡馬入り

2012年09月17日 22時27分

今年の京都新聞杯優勝馬トーセンホマレボシ(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)が9月6日午後、日高町のブリーダーズスタリオンステーションに到着した。来春から種牡馬として第2の生活を始める。
同馬は2009年のセレクトセール出身馬。2日目の当歳馬セッションに上場されると、2番目の高額となる1億6275万円で取り引きされた。
昨年12月にデビューすると3戦目で初勝利。G2京都新聞杯で2分10秒0という芝2200mの日本レコードをマークして重賞初制覇を飾った。続くG1ダービーはハイペースを先行して僅差の3着に健闘。秋以降の活躍が期待されたが、右前脚に屈腱炎を発症したため種牡馬入りが決まった。競走成績は7戦3勝。
新天地に降り立った同馬は出迎えた同SS関係者や報道陣の前で、500キロを超える雄大で均整の取れた馬体を披露。新たな環境にもすぐに適応し、用意された馬房へ入るとゴロンと横になり、リラックスした表情を見せた。
今年のサイアーランキングのトップをひた走るディープインパクトにとっては初の後継種牡馬。半兄にトーセンジョーダン(G1天皇賞・秋)、近親にもカンパニー(G1天皇賞・秋)など多くの重賞ウイナーがいる血統ということもあり、馬産地の期待は大きい。
すでに有志によるシンジケートを結成。同SSでは「世代トップクラスの実力馬。馬体も血統も素晴らしいので種牡馬としてとても楽しみ。G1制覇の夢は産駒に託したいです」とニューフェイスにエールを送っていた。

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