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秋のトライアル戦線、今週はローズS&セントライト記念

2012年09月13日 10時43分

例年、秋のトライアル競走は、“春の実績馬”と“夏の上がり馬”の対決が、話題のひとつとなっている。17日に行われる菊花賞TRのセントライト記念(GⅡ)では、“クラシック未出走組”が、過去10年間で6勝を挙げており、“春の実績馬”を上回る活躍。今年は、キャリア3戦2勝のダノンジェラート(牡、美浦・萩原厩舎)や京成杯(GⅢ)優勝以来8カ月ぶりの実戦となるベストディール(牡、美浦・国枝厩舎)、更に連勝中のラウンドロビン(牡、美浦・勢司厩舎)やラニカイツヨシ(牡、栗東・山内厩舎)など、クラシック初出走を目指す馬が多数登録。果たして、3着以内に入り、優先切符を手にすることができるかどうか。
また、16日に行われる秋華賞TRのローズS(GⅡ)は、過去10年間で“オークスからの直行組”が7勝を挙げており、クラシック未出走馬の勝利は外国産馬ファインモーション(02年)とレクレドール(04年)の2頭となっている。
春に桜花賞(GⅠ)とオークス(GⅠ)を制したジェンティルドンナ(栗東・石坂厩舎)が出走する予定だが、これまでの春の“牝馬二冠馬”のオークス後緒戦を見ると、12頭中①着となったのは、86年メジロラモーヌ(ローズS)、87年マックスビューティ(神戸新聞杯)の2頭だけ。果たして、史上4頭目の牝馬三冠制覇へ向け、どんな走りを披露してくれるのか。なお、本番の秋華賞(GⅠ)は、10月14日に行われる予定。

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