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札幌記念にGⅠ馬2頭が参戦

2012年08月16日 11時38分

今年の札幌記念(GⅡ)には、09年のダービー馬ロジユニヴァース(牡6歳、美浦・萩原厩舎)、11年春の天皇賞馬ヒルノダムール(牡5歳、栗東・昆厩舎)と2頭のGⅠ馬が出走する予定。ダービー馬と春の天皇賞馬は、札幌記念で勝ち星がないが、果たして、GⅠ馬の実力を北の大地で示すことができるかどうか。ロジユニヴァースは、一昨年の札幌記念2着後、約2年間実戦から遠ざかっており、今回出走すれば、1年11カ月28日ぶり、中727日でのレース。ダービー馬では、ラッキールーラが約2年1カ月の休養(1977年11月菊花賞→1979年12月オープン)を経て復帰した例があるが、果たして、ブランクを感じさせない姿を見せることができるかどうか。なお、鞍上は横山典弘騎手が予定されているが、同騎手のご子息・横山和生騎手もネヴァブションで参戦する予定。「横山親子」の重賞での初対決も注目されるところ。ヒルノダムールに騎乗予定の藤田伸二騎手には、91年のデビュー以来22年連続でのJRA重賞勝利がかかる。今年、同騎手はJRA重賞に21回出場し3着3回という成績だが、デビュー以来鞍上を務めているヒルノダムールで今季重賞初勝利を飾ることができるかどうか。Vなら、藤田騎手の札幌記念での勝利は、07年フサイチパンドラ以来5年ぶり3勝目となる。なお、騎手のデビュー以来最多連続年JRA重賞勝利記録は、武豊騎手の26年(87年~)となっている。

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