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菊花賞馬バンブービギンが死亡

2012年08月05日 20時49分

1989年の菊花賞馬で、浦河町のバンブー牧場に繋養されていたバンブービギン(牡、父バンブーアトラス)が7月28日午前、老衰のため26歳で死亡した。
同馬の競走成績は12戦5勝。89年のG2京都新聞杯で重賞初制覇を飾ると続くG1菊花賞も制し、その年のJRA最優秀父内国産馬に選出された。ウィナーズサークル、ドクタースパート、オサイチジョージらと同期となる。
現役引退後の92年に新冠町のCBスタッドで種牡馬入り。主な産駒にはトウカンイーグル(G3名古屋優駿2着)などがいる。2005年に種牡馬を引退してからはBTC軽種馬育成調教センターの助成を受け、生まれ故郷である同牧場で功労馬として余生を送っていた。
同牧場の竹田辰紀氏は「とても残念です。バンブーアトラス(82年ダービー)の代表産駒であり、自身も菊花賞を勝ってくれたので、本当に頑張ってくれたと思います。最後は安らかに眠るようにこの世を去った感じを受けました」と愛馬の冥福を祈っていた。

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