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牝馬が7連勝中のアイビスサマーダッシュ

2012年07月19日 11時09分

22日、新潟ではサマースプリントシリーズの第3戦、アイビスサマーダッシュ(GⅢ)が行われる。今年の同シリーズは、例年とは異なり、第1戦の函館SS(ドリームバレンチノ)、第2戦のCBC賞(マジンプロスパー)とも牡馬が優勝した。現在、アイビスSDでは、05年のテイエムチュラサンから牝馬が7連勝を記録している。
今年のメンバーを見てみると、登録馬27頭中12頭が牝馬で、そのなかには昨年の勝ち馬で“シリーズチャンピオン”にも輝いたエーシンヴァーゴウ(5歳、栗東・小崎厩舎)の名前が見られる。同馬は、3月31日に行われたドバイのアルクオーツスプリント(GⅠ)12着以来、約4カ月ぶりの実戦となるが、果たして、カノヤザクラ(08・09年)以来2頭目の連覇を飾ることができるかどうか。
3歳馬ではハクサンムーン(牡、栗東・西園厩舎)、ビウイッチアス(牝、美浦・武藤厩舎)、レオンビスティー(牡、栗東・矢作厩舎)と3頭が登録。3頭とも“直線競馬”は初めてになるが、ビウイッチアスは、前走のバーデンバーデンCで古馬のオープン馬を破っており、レオンビスティーもファルコンS(GⅢ)2着、ハクサンムーンは出石特別(1000万下)1着の実績がある。今年の3歳勢は、3歳以上の“古馬重賞”で勝ち星はないが、果たして、06年サチノスイーティー以来6年ぶりの勝利を飾ることができるかどうか。なお、3歳時にバーデンバーデンCを制した馬は、同年のアイビスSDで07年クーヴェルチュール=3着、08年アポロドルチェ=3着と複勝率100%の成績を残している。

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