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スタチューオブリバティが豪州へ帰国

2012年07月08日 22時27分

浦河町のイーストスタッドに繋養されていたスタチューオブリバティ(牡12歳、父ストームキャット)が、日本での種牡馬生活にピリオドを打ち、6月27日に豪州へ向け出国した。
同馬は半兄にレモンドロップキッド、いとこにエーピーインディ、サマースコールらを持つ“世界的超良血”。2001年米・キーンランド9月セールにおいて130万ドル(約1億5000万円)で取り引きされた。競走成績は英G3コヴェントリーSなど英愛仏米7戦2勝。04年に愛国・豪州で種牡馬入りした。
同スタッドでは08年に総額3億5500万円(1株710万円×50口)のシンジケートが組まれ、供用開始。北南両半球を行き来するシャトル種牡馬として人気を集めていたが、導入時に付帯されていた買戻権利が適用されたため、豪州へ戻ることになった。
日本ではこれまでに2世代の本邦産駒がデビューし、JRA3勝のキクノストーム、JRA2勝のシルクブルックリンなどが活躍。豪州ではG1ATCオールエイジドSを制したヘイリストがいる。
繋養先はシャトル時の繋養先でもあったイライザパークスタッド。英国経由で豪州入りするという。事務局の(株)ジャパンレースホースエージェンシーでは「種牡馬成績が上がってきたところでの売却なので少し残念な気もしますが、新天地でも頑張ってほしい。これまでの貢献に感謝しています」とエールを送っていた。

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