8日のプロキオンS(GⅢ)にインオラリオ(牡7歳)を登録している吉村圭司調教師(栗東)は、今年3月の開業以来初の重賞挑戦となる。同調教師は、3月10日・阪神7Rにペプチドサファイア(15着)を出走させて以降、JRAの競走で38戦5勝、2着2回の成績。果たして、吉村調教師は、初の重賞挑戦で勝利を飾ることができるかどうか。Vなら、初出走年でのJRA重賞制覇は、昨年の阪神スプリングJを制した菊沢隆徳調教師以来。なお、インオラリオ(父Holy Bull、母Knight Prospector)は米国生まれだが、“きょうだい”はJRAのダート競走で勝ち星を挙げており、同馬も2走前のコーラルSでレコード勝ちをおさめている。