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「日高軽種馬推進協」総会開催、ホッカイドウ競馬支援を決議

2012年07月01日 21時56分

日高軽種馬振興対策推進協議会の平成24年度定期総会が6月25日、浦河町の浦河ウエリントンホテルで開催され、ホッカイドウ競馬への支援などを決議した。
同協議会は軽種馬の総合的生産振興対策に対処し、軽種馬の生産を安定させるため、国際的な視野に立って生産基盤の改善や強化を図り、軽種馬生産を基本として日本競馬の発展に寄与することを目的とした組織。日高管内の各町長、町議会議長、農協組合長、HBA日高軽種馬農協などで構成されている。
会員や理事、来賓など約50名が出席した総会で、新ひだか町長で同協議会の酒井芳秀会長は、「ホッカイドウ競馬は堅調な成績を上げていますが、時代の流れからか場外での発売が苦戦し、インターネットでの発売が伸びています。この状況を受け止めて対策を練りたい」と挨拶。日高振興局の沓澤敏局長は「振興局としても門別競馬場でイベントを企画し、観光PRに努めています。また、競馬場には新たに屋内調教用坂路施設が完成し、多くの在厩馬が利用しています。競馬を取り巻く環境は厳しいですが、協議会には強い馬づくりと馬産地の構造改革を進めていく牽引役として期待しています」とエールを送った。
本年度は同協議会として軽種馬生産地振興策、市場取引促進や海外など新たな販路開拓を図る流通改善、ホッカイドウ競馬の支援、農政活動及び競馬施行団体への協力・要請、軽種馬関連事業に対する支援協力などを承認。ホッカイドウ競馬支援室としては、中央競馬と地方競馬の「相互発売」開始に向けた新たな情報サービスの取組、競馬番組の充実に向けた提言活動、全国でのファン層拡大に向けたインターネット活用による各種事業、ファン参加型企画「サポーターズクラブ」の継続、門別競馬場の集客拡大・売上増大、道内場外発売所での発売拡大に向けた取り組みなどを計画した。

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