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オークス馬トールポピーが急死

2012年07月01日 21時56分

2008年のオークス馬で、安平町のノーザンファームで繁殖生活を送っていたトールポピー(牝7歳、父ジャングルポケット)が6月22日深夜、腸ねん転のため急死した。
同馬はアヴェンチュラ(G1秋華賞)の全姉で、フサイチホウオー(G3共同通信杯)の全妹。07年にG1阪神ジュベナイルフィリーズを制してJRA最優秀2歳牝馬に輝くと、翌08年にはG1オークスに優勝し、2つ目のG1タイトルを手にした。競走成績は14戦3勝。レジネッタ、リトルアマポーラ、ブラックエンブレムらと同期になる。
現役引退後の10年から生まれ故郷である同ファームで繁殖入り。昨年は初仔となるキングカメハメハの牝馬を、今年もキングカメハメハの牝馬を出産していた。残した産駒は2頭。繁殖として期待は大きかったが、7歳という若さでの急逝となった。
同ファームの吉田勝己代表は「突然のことであり、しかもこれからという時でしたので残念でなりません。ただ、昨年と今年、キングカメハメハの産駒が2頭、元気に誕生しています。今後は、その残された産駒たちに夢を託したいと思います」と話していた。

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