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日高町で白毛馬が誕生

2012年06月17日 23時43分

日高町のファニーヒルファームで5月24日、サラブレッドとしては珍しい白毛馬が誕生した。
生まれたのは父に芦毛のアドマイヤコジーン(牡16歳、父コジーン)、母に白毛のマダムブランシェ(牝7歳、父ミラクルアドマイヤ)を持つ牝馬。母にとっては3番目の産駒で初の白毛となった。
同ファームの岸野勝男場長は「母が生まれたときは突然変異だったのでビックリしましたが、今回は白毛が生まれるのを狙って、白毛の確率が高くなるといわれる芦毛の種牡馬を配合しました」と思惑通りの誕生にニッコリ。放牧地を元気に走り回る姿に「牝馬にしては骨格がしっかりしていて大きいですね。白毛なのでデビューすれば話題になるはず。活躍してファンに喜んでもらい、将来は繁殖として白毛の系統を繋いでいきたい」と期待を寄せていた。なお、母マダムブランシェは「来年も白毛の誕生を目指し」(岸野場長)、昨年に続きアドマイヤコジーンとの種付けを済ませているという。
日本での白毛は1979年に生まれたハクタイユーが最初。今年はマダムブランシェの産駒を含め、安平町のノーザンファームで生まれたシラユキヒメの産駒(牝、父キングカメハメハ)、日高町の山本通則氏の牧場で生まれたハクバノイデンシの産駒(牝、父アドマイヤジャパン)と3頭の白毛馬の誕生が確認されている。

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