17日の函館では、サマースプリントシリーズの第1戦、函館スプリントS(GⅢ)が行われる。同シリーズは、今年からCBC賞(GⅢ)が加わり、対象レースは6競走となる。過去6回のシリーズは、“夏は牝馬が強い”という言葉を実証するかのように、すべて「牝馬」がチャンピオンとなっており、第3戦のアイビスサマーダッシュ(GⅢ)では、牝馬が7連勝を記録している。なお、函館SSでも牝馬の活躍は顕著で、過去10年間で8勝、2着1回、3着1回の成績をマーク。今年は、エーシンリジル(牝5歳、栗東・高野厩舎)やブルーミンバー(牝7歳、美浦・加藤征厩舎)など6頭の牝馬が登録しており、いずれが優勝しても重賞初制覇となる。