父母にGⅠ馬を持つグルヴェイグ(牝4歳、栗東・角居厩舎)が、マーメイドS(GⅢ)で重賞初制覇を目指す。同馬は、父ディープインパクト(GⅠ7勝)、母エアグルーヴ(GⅠ2勝)という血統で、“きょうだい”にはアドマイヤグルーヴ、フォゲッタブル、ルーラーシップといった重賞ウイナーの名前が見られる。先週のエプソムC(GⅢ)では、ビワハイジ産駒(トーセンレーヴ)が史上初の“5きょうだい重賞制覇”を達成したが、果たして、エアグルーヴ産駒も、これに続く“4きょうだい重賞V”を飾ることができるかどうか。なお、母エアグルーヴは、97年にマーメイドSを優勝、姉アドマイヤグルーヴも04年にマーメイドSを制しており、グルヴェイグが勝てば、“母子&姉妹同一重賞制覇”となる。