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HRA「通常総会」開催、2011年度収支決算などを承認

2012年06月10日 22時30分

ホッカイドウ競馬を運営するHRA北海道軽種馬振興公社の「第36回通常総会」が5月31日、日高町の門別とねっこ館会議室で開催され、2011年度の収支決算などが承認された。
総会には川上修北海道農政部競馬事業室長、HRAの三輪茂理事長や理事、会員、職員など約30名が出席。三輪理事長は「5月14日から坂路施設の利用が始まり、連日150頭ほどの在厩馬がトレーニングしています。今後も強い馬づくりとともに競馬事業の発展と馬産地の活性化を目指したい」と挨拶した。
ホッカイドウ競馬は11年度、15開催80日間の開催で115億7138万円を発売。前年対比102.5%、計画対比102.7%と好成績を残した。単年度黒字化が見込まれたが、非開催日の南関東などの場外発売が計画額に届かず、最終的に約2億4000万円の赤字となった。
本体が好調だったにもかかわらず赤字となった要因について道農政部は「札幌市以外の場外が計画を大きく下回った。大雪で冬期間の客足が減った」などと説明。「10月から始まるJRAとの相互発売で売上げ増が期待されるので、15年度までに赤字を解消したい」と話した。
本年度のホッカイドウ競馬は5月24日までの開催10日間で13億3158万円を発売。前年対比101.7%と順調なスタートを切っている。

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