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タガノゲルニカが2歳新種牡馬のJRA初勝利第1号

2012年06月10日 22時30分

JRAの2歳新馬戦(メイクデビュー)が昨年より2週早い6月2日から、阪神・東京競馬場で一斉に始まった。3日の阪神5Rメイクデビュー阪神(芝1200m)では、タガノゲルニカ産駒のタガノハピネス(牝2歳、栗東・鈴木孝志厩舎)が、2番手から直線抜け出して優勝。この勝利でタガノゲルニカ(牡10歳、父ブライアンズタイム)は、今年初年度産駒がデビューする2歳新種牡馬31頭の中でJRA初勝利第1号となった。
タガノゲルニカはヴァーミリアン、カネヒキリ、サンライズバッカスらと同期のダート最強世代の一頭。現役時代はデビュー7戦目で初勝利を挙げると、そのまま5連勝で2006年のG3平安Sを制した。通算成績は17戦5勝。
現役引退後の09年から新冠町の新冠タガノファームで種牡馬入り。以来、牧場の自家用種牡馬として供用されている。初年度産駒の血統登録馬はわずか3頭。その中から現在、JRAで競走馬登録されている唯一の産駒が父に初勝利をプレゼントした。
孝行娘の活躍に同ファームでは「普段からおとなしくて扱いやすい種牡馬で、シーズンオフは育成馬と一緒に乗り運動もしています。勝った馬は生産から育成まで手掛けたので喜びもひとしおです」とえびす顔。今シーズンも1頭の繁殖牝馬に種付けを済ませているという。

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