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セレクトセール出身馬がダービー制覇

2012年06月03日 22時13分

5月27日に東京競馬場で行われたG1ダービーにおいて、セレクトセール出身馬のディープブリランテ(牡3歳、父ディープインパクト、栗東・矢作芳人厩舎)が優勝し、2009年に生産された3歳馬7572頭の頂点に立った。
ディープブリランテは新冠町のパカパカファーム生産。09年のJRHA日本競走馬協会主催の「セレクトセール/サラブレッド当歳」に上場されると、3255万円でノーザンファームに購買された。セレクトセール出身馬がダービーを制するのは、04年のキングカメハメハ、05年のディープインパクトに続き3頭目。父ディープインパクトは2年目産駒からダービー馬を送り出し、史上7組目の父仔2代制覇を成し遂げた。セール出身馬のG1制覇は29頭目となる。
セレクトセールは開かれた市場の確立とサラブレッド流通の活性化を図ることを目的に98年に開設。以来、厳選された良血馬が数多く上場される市場として、国内外の競馬関係者の注目を集めてきた。今年のダービーにはディープブリランテのほか、トーセンホマレボシ、トリップ、ジャスタウェイと4頭のセール出身馬がエントリー。オークスにはアイムユアーズ、ダイワズーム、ココロチラリが出走し、クラシック戦線を賑わした。
今年のセレクトセールは7月9、10日に開催。ディープブリランテの全弟(1歳)、全妹(当歳)も上場を予定している。セール出身馬の快挙にJRHA関係者は「セールへ弾みがつく勝利になりました。多くの購買者の来場をお待ちしています」と喜んでいた。

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