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2歳新種牡馬初勝利はブラックタイド

2012年05月27日 20時37分

5月16日に門別競馬場で行われたホッカイドウ競馬の「JRA認定フレッシュチャレンジ競走」において、ブラックタイド産駒のラブキンゾウ(牡2歳、北海道・小野望厩舎)が勝ち、ブラックタイド(牡11歳、父サンデーサイレンス)は、今年初産駒をデビューさせる2歳新種牡馬で初勝利一番乗りを果たした。
ブラックタイドは、2005年の無敗の3冠馬で現在、種牡馬ランキングのトップを走るディープインパクトの全兄。現役時代は04年のG2スプリングSに優勝するなど通算22戦3勝の成績を残した。キングカメハメハ、ダイワメジャー、コスモバルクらと同世代になる。
現役引退後の09年から日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りすると、ディープインパクトの全兄という血統背景や雄大な馬体に人気が集中。初年度から毎年コンスタントに100頭以上の種付頭数を記録している。
今年の2歳新種牡馬はアルデバラン2、チチカステナンゴ、メイショウサムソンなど31頭。初年度産駒の活躍が今後の種牡馬生活を左右するだけに、同SSでは「種牡馬として幸先の良いスタートが切れて良かったです。偉大な弟に少しでも近づけたら」とニッコリ。今シーズンの種付申し込みはすでに満口だが、勝利翌日には多数の問い合わせが寄せられ、反響の大きさに嬉しい悲鳴を上げていた。

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