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飛渡さゆり氏、ふるさと案内所で絵画展開催

2012年05月13日 22時06分

新冠町在住の画家、飛渡さゆり氏の絵画展「馬の小さな展覧会」が4月28日から5月13日まで、新ひだか町の「競走馬のふるさと日高案内所」で開催された。
新冠町の隆栄牧場で生まれた飛渡氏は、学生時代に独学で油絵を習得。以来、幼少の頃から身近に接してきた馬を描いてきた。過去には札幌市や新冠町で個展を開催。Tシャツのデザインや競馬番組のスタジオセットを手掛けたこともある。昨年、専門のアトリエを開設したことで創作活動を本格化した。
絵画展では南相馬市から日高町へ避難してきた被災馬たちの姿やサラブレッドの親子、往年の名馬たちの肖像画を展示。ポストカードや名刺サイズの小さなキャンバスに描いたことから「馬の小さな展覧会」と名付けた。開催中は多くの観光客や競馬ファン、絵画愛好家が来場。さまざまな馬の表情に魅せられていた。
絵画展は今後、7月に札幌市内で開催することが決定。また、門別競馬場でも展示するプランがあるという。飛渡氏は「多くの方の協力により、ほとんどの作品の行き先が決まりました。収益の一部は被災馬の支援に充てたいと考えています」と話している。

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