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サクラチヨノオー、ルーブルアクトの慰霊祭、冥福を祈る

2012年05月02日 10時35分

今年1月に老衰のため27歳で死亡したサクラチヨノオー(セン、父マルゼンスキー)と、昨年11月に右上腕部骨折のため23歳で死亡したルーブルアクト(牡、父ラシアンルーブル)の慰霊祭が4月25日、新ひだか町の桜舞馬公園(オーマイホースパーク)で執り行われた。
慰霊祭には、サクラチヨノオーの全尚烈オーナー、生産者の谷岡康成氏、シンジケート会会長の服部和則氏、ルーブルアクトの豊島住夫オーナー夫妻、生産者の近藤聡明氏、静内軽種馬生産振興会会長の西村和夫氏、両馬の関係者など約30名が参列。馬魂碑前に設けられた祭壇に玉串を捧げ、亡き名馬の冥福を祈った。また、同公園内には両馬の名が刻まれた墓石も建立された。
サクラチヨノオーは1988年のダービー馬。90年に静内スタリオンステーションで種牡馬入りすると、マイターン(G2東海ウインターS)、サクラエキスパート(G3愛知杯)、サクラスーパーオー(G1皐月賞2着)などの活躍馬を送り出した。01年シーズンを最後に種牡馬を引退してからは新和牧場で功労馬として余生を送っていた。
93年のG2鳴尾記念を制したルーブルアクトは、96年にアロースタッドで種牡馬入り。産駒数は少ないながらも、カムパネルラ(JRA1勝)など出走馬6頭中4頭が勝ち星を挙げた。09年から種付けはしていなかったが、種牡馬登録は継続していた。

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