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ホッカイドウ競馬開幕、1100名が歓声

2012年05月02日 10時35分

2012年度のホッカイドウ競馬が4月25日、日高町の門別競馬場で開幕した。開幕初日は11レースが行われ、1113名のファンが来場。半年ぶりとなる“馬産地競馬”に歓声を上げた。
昨年度は115億7137万5600円の発売額を記録し、計画比、前年比とも上回った同競馬。今年度は「北海道競馬推進プラン」を着実に実行し、「将来の経営安定に向けた基盤づくりの期間」という位置づけのもと収支均衡を目指す。
好天に恵まれたこの日は、午後2時の開門と同時に開幕を待ちわびた大勢のファンや家族連れが入場。同競馬のマスコットキャラクター・ホクトくんとナナセちゃんのイラスト入りオリジナルエコバッグや「世界の馬の切手」セットが抽選でプレゼントされた。
場内では地元の食材を使った食べ物や特産品を販売する「日高うまいもの市」も開催。パドック解説では馬を知り尽くしたホースコンサルタントの佐藤傳二氏がゲストで登場し、開幕を盛り上げた。
6レースに組まれた日本で一番早い2歳新馬戦「2012開幕記念JRA認定スーパーフレッシュチャレンジ競走」では、プリサイスエンド産駒のミータロー(牡2歳、田中淳司厩舎)が後続に4馬身の差を付け快勝。2歳世代最初の勝ち馬となり、1着賞金300万円を獲得した。
日高管内から訪れたファンは「やっぱり生で見る競馬は迫力があって楽しいですね」と笑顔。久しぶりの馬産地競馬を満喫していた。
初日の発売額は計画額を約3.1%上回る1億5114万3500円を記録。休日開催だった昨年の開幕日の数字には及ばなかったが、同競馬関係者は「平日にもかかわらず健闘したと思います。いい滑り出しですね」と振り返っていた。
今年度の同競馬は11月15日まで全15開催80日間を予定。全日程を「グランシャリオナイター」として行う。

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