1995年のG1ジャパンCをランドGERで制したドイツのハインツ・イエンチ元調教師が4/21、心臓病のため死去した。92歳。イエンチ氏は騎手を経て、1942年(22歳)に調教師に転身。アカテナンゴ(G1独ダービーなどG1・7勝)やランドGER(G1独ダービーなどG1・7勝)、モンズーン(G1ヨーロッパ賞2回などG1・3勝)ら名馬を育て、1999年に引退するまでに通算4029勝。独ダービーは8勝、独調教師ランキングでは31度も首位に立つなど母国の競馬の発展に貢献した。なお、イエンチ師の厩舎は昨年の仏G1凱旋門賞をデインドリームGERで制したペーター・シールゲン師が引き継いでいる。