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中央 アラカルト

天皇賞・春アラカルト

2012年04月29日 18時28分

1着ビートブラック 石橋脩騎手
2着トーセンジョーダン 岩田騎手
3着ウインバリアシオン 武豊騎手
①ビートブラック
2010年の菊花賞3着馬ビートブラックが、重賞レース12回目、GⅠレース4回目の挑戦にして初勝利をGⅠレースで挙げた。通算成績は28戦6勝。馬名の意味は、「黒を打ち負かす」。
【単勝14番人気の勝利】
天皇賞(春)を単勝14番人気が勝利するのは初で、最も人気薄での勝利となった。これまでは2005年のスズカマンボの13番人気での勝利が同レースで最も人気薄での勝利。
【青毛馬】
青毛馬がGⅠレースを勝利するのは2005年オークスのシーザリオ、2008年朝日杯FSのセイウンワンダー以来通算3頭目。重賞レースを勝利するのは、本年のダービー卿CTのガルボに続く本年6勝目で通算36勝目。
【馬番号①の勝利】
同レースを馬番号①の馬が勝利するのは2001年のテイエムオペラオー以来11年ぶり7頭目。
【関西馬の勝利】
本年は関西馬が3着までを独占。関西馬が勝利するのは、昨年のヒルノダムールに続く2年連続。通算では、関東馬42勝、関西馬31勝。
②石橋脩騎手
GⅠレース初勝利。重賞レースは本年のダービー卿CTを勝利したガルボに続く本年4勝目で通算7勝目。
同騎手は重賞レース7勝のうち3勝を青毛馬で挙げている。青毛馬での重賞レース最多勝は、武豊騎手・福永騎手の4勝に次ぐ勝利数。
③中村均師
1978年の厩舎開業以来、天皇賞(春)は初勝利。GⅠレースは1996年に朝日杯3歳Sをマイネルマックスで勝利して以来16年ぶりの勝利。他では1984年にトウカイローマンでオークスを勝利しており、通算では3勝目。重賞レースは2007年中山牝馬Sのマイネサマンサ以来5年ぶりの勝利。通算では29勝目。
【春秋天皇賞親子制覇】
中村均師の父、中村覚之助元調教師は1972年の天皇賞・秋をヤマニンウエーブで勝利しており、2011年に池江泰寿師が天皇賞・秋をトーセンジョーダンで勝利し、池江泰郎元調教師(1991年、1992年、2006年に天皇賞・春を勝利)との天皇賞親子制覇を達成したのに続く制覇となった。
④ミスキャスト産駒
重賞レースはビートブラックのみの出走で、重賞レース初勝利。ビートブラックの父ミスキャストは、父サンデーサイレンス、母ノースフライトを両親に持ち、現役5勝のうち4勝を1600mで挙げている。

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