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「BTC育成調教研修」修了式、29期生21名が旅立ち

2012年04月22日 21時59分

浦河町のBTC軽種馬育成調教センターで4月13日、「育成調教技術者養成研修第29期生修了式」が開かれ、1年間の厳しい研修でたくましく成長した21名がホースマンとしての旅立ちの日を迎えた。
同研修は世界に通用する強い馬づくりに欠かせない育成調教技術者を養成するため1992年に開講。寮での団体生活を送り、乗馬実技や馬学など育成調教技術者としての基礎的な知識・技術を修得する。
修了の日を迎えた29期生はBTCの800mトラック馬場において騎乗査閲を実施。父母や来賓、BTC関係者が見守る中、人馬一体となった見事な騎乗技術を披露した。
修了式では伊藤克巳BTC理事長が29期生一人一人に修了証書と記念品を手渡し、「入講した21人全員が一人も欠けることなく研修を終えることができた。ここで学んだことを基礎にさらに精進し、プロの技術者として日本の競走馬レベルを支える力になってくれることを期待しております」と激励。池田拓浦河町長、高松勝憲JRA日高育成牧場長といった来賓からもエールが送られた。
最後に21名を代表して浅子祐貴さんが「全員で1年の研修を終えることができたことを誇りに思います。今日が終わりではなく、これからがスタート。学んだ技術や知識を生かし、日々成長していきます」と謝辞。さらなるステップアップを誓った。
29期生は全員、軽種馬生産育成牧場への就職が決定。各就業先では確かな技術を持つ即戦力として期待されている。

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