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1985年のダービー馬シリウスシンボリが死亡

2012年04月15日 23時42分

1985年のダービー馬シリウスシンボリ(牡、父モガミ)が4月8日午後10時頃、繋養先である日高町の沖田牧場で老衰のため30歳で死亡した。
同馬の競走成績は日英独仏伊26戦4勝。ミホシンザン、サクラユタカオー、クシロキングらと同期になる。84年9月にデビュー勝ちすると6戦目のG1ダービーを制覇。その後、欧州へ遠征し、G3フォワ賞2着、G1ロイヤルオーク賞3着などの成績を残した。
現役引退後の89年にブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入り。94年11月に沖田牧場へ移動し、97年に種牡馬を引退してからはBTC軽種馬育成調教センターの助成を受け、功労馬として余生を送っていた。代表産駒にG3京都4歳特別2着のオーシャンカレント、北斗盃優勝馬ベストファーザーなどがいる。
同牧場の沖田正憲代表は「3月に30歳を迎え、丈夫な馬だと思っていたのですが、亡くなる前日に馬房で立つことができなくなり、最期は静かに息を引き取りました。ファンの多い馬だったので残念です」と愛馬の冥福を祈っていた。

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