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中国人のオータムセール購買馬などが出国検疫入り

2012年04月01日 21時56分

昨年10月に開催されたHBA日高軽種馬農協主催のオータムセールにおいて、中国人バイヤーが競り落とした購買馬などが3月18日、新冠町の農林水産省指定動物一次検疫所で出国検疫に入った。
検疫に入ったのは、昨年のオータムセールで中国河北省から来日した寇彪氏が、総額1617万円で購買した10頭の明け2歳馬など16頭。浦河町の日高スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたダンシングカラーや現役競走馬も含まれている。
16頭は2月中旬に同検疫所へ移動。検疫は3月18日から8週間の予定で、検疫終了後は神戸港から海路で天津港へ渡り、中国国内での入国検疫を経て7月に繋養牧場へ輸送される。
2010年以降、中国への軽種馬輸出が大きく進展する中、HBA、IBBA胆振軽種馬農協、JBBA日本軽種馬協会、JAIRSジャパン・スタッドブック・インターナショナルらは昨年12月、中国家畜輸入大手の中国牧工商集団(中牧集団)と、日中軽種馬交易協力覚書に調印。今回の検疫はその第1弾となる。
中牧集団とは日本産馬の購買と輸入に関して業務提携。HBAやIBBAは共同出資して、輸出業務を担う子会社を設置するという。

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