ドイツの名牝ボルジアGERが3/29、繋養先の独アメルラント牧場で疝痛のため死亡した。18歳。ボルジアGERは8カ国(英愛仏独米日港UAE)で2~5歳時に22戦6勝。3歳時は母国でG1独ダービー(牝馬による優勝は42年ぶり)とG1バーデン大賞(同39年ぶり)を制し、G1凱旋門賞3着、米G1BCターフ2着と世界の檜舞台でも活躍。5歳時(1999年)にはモンジューIREとG1ジャパンCに参戦(8着)した。2000年に繁殖入りしてからは11頭の産駒をもうけ、今年2月に誕生したロペデヴェガを父に持つ牝馬がラストクロップとなった。