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日本馬7頭の30日の調教内容――ドバイワールドカップデイ諸競走

2012年03月30日 17時35分

3月31日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデー諸競走に出走を予定している日本馬7頭の3月30日の調教内容は以下の通り。
○ドバイワールドカップ(G1、AW2000m)
・トランセンド(牡6歳、栗東・安田隆厩舎)
【調教内容】
オールウェザーでキャンター1周(単走)
【関係者の話】
安田隆師:去年と同じ調教メニューを消化し、力を十分発揮できる状態になっています。タペタの馬場は昨年より重く時計がかかるように感じますが、これはトランセンドにとっては味方になるはずです。レース展開は逃げ馬にプレッシャーをかけて4角で先頭に立つことが理想です。昨年取りこぼしたものをぜひ、取りたいです。
・スマートファルコン(牡7歳、栗東・小崎厩舎)
【調教内容】
馬場入りせず
・エイシンフラッシュ(牡5歳、栗東・藤原英厩舎)
【調教内容】
オールウェザーでキャンター1周(単走)
【関係者の話】
藤原英師:栗東にいた時と変わらない100%の状態であることを最後に確認できました。ドバイにきてこの状態まで上がるのは、まさにエイシンフラッシュの能力です。このまま好調の状態でレースに臨み、ルメール騎手にすべてを預けたいと思います。
○ドバイデューティフリー(G1、芝1800m)
・ダークシャドウ(牡5歳、美浦・堀厩舎)
【調教内容】
芝コースでキャンター1周(単走)、福永騎手騎乗
【関係者の話】
福永騎手:レース前日ということで、軽く芝コースを1周しました。落ち着いてリラックスしているように感じます。芝コースで初めて乗りましたが、思ったより硬くて日本の馬に向いているように感じました。相手関係があるので分からない面はありますが、力を出せればいい結果が出るはずです。厩舎スタッフがしっかり仕上げてくれたので、それに応えるだけです。
○アルクオーツスプリント(G1、芝1000m)
・エーシンヴァーゴウ(牝5歳、栗東・小崎厩舎)
【調教内容】
オールウェザーでキャンター1周(単走)
【関係者の話】
福永騎手:軽い芝は合うと思います。夏場に強い牝馬なので、力を出せるのではないかと期待しています。体調も上がってきていると聞いているので、レースを楽しみにしています。
○UAEダービー(G2、AW1900m)
・ゲンテン(牡3歳、栗東・矢作厩舎)
【調教内容】
オールウェザーでキャンター2周(単走)、ウィリアムズ騎手騎乗
【関係者の話】
矢作師:非常にリラックスしていていい雰囲気です。レースにはベストな状態で臨むことができそうです。相手は強いことは分かっていますが、ウィリアムズ騎手には一発狙ってもらいたいと思っています。
ウィリアムズ騎手:動きがスムーズでいい状態に感じました。ゲンテンには日本で乗ったことがありますが、その時より成長しているようです。タペタの馬場や1900mの距離への適応は、フットワークを見る限り問題ないと思います。日本で応援している方の期待に応えたいです。
○ドバイゴールドカップ(G3、芝3200m)
・マカニビスティー(牡5歳、栗東・矢作厩舎)
【調教内容】
芝コースでキャンター1周(単走)、小牧太騎手騎乗
【関係者の話】
矢作師:今日は芝コースで少し速いペースでの最終調整を行いました。ここまでできるようになったのでホッとしています。本番まで残された時間で、より良い状態に整えていきたいと思います。
小牧太騎手:爪の状態が気になっていましたが、乗った感触ではまったく心配ありません。芝コースは硬くて速い時計が出るかと思いますが、マカニビスティーはいいフットワークで走っていたため問題ありません。本番はいつものレースをすることを心がけて乗ります。結果を出して後に続く日本馬にいい流れを作りたいです。

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