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日本馬7頭の28日の調教内容――ドバイワールドカップデイ諸競走

2012年03月29日 11時19分

3月31日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデー諸競走に出走を予定している日本馬7頭の3月28日の調教内容は以下の通り。
○ドバイワールドカップ(G1、AW2000m)
・トランセンド(牡6歳、栗東・安田隆厩舎)
【調教内容】
オールウェザーで追い切り(単走)
【関係者の話】
安田隆師:日曜日に速い時計を出したので、今日は軽目に追い切りました。昨年と同様に非常にいい状態となっています。明日は軽く運動をするにとどめて、明後日は再度馬場入りします。この過程も昨年と同様です。前に行きたい他馬との兼ね合いがポイントですが、距離の2000mは前走敗れたフェブラリーSの1600mよりも合っていますので期待しています。
・スマートファルコン(牡7歳、栗東・小崎厩舎)
【調教内容】
馬場入りせず
【関係者の話】
小崎師:昨年からドバイワールドカップを目標としてきましたので、いい状態を保ってここまでこれたことに満足しています。輸送疲れがあり、体重が減りましたが、レースまでに戻ると考えています。日本馬の中でもレーティングは3番目ですので、チャレンジャーの気持ちで各馬に挑戦しますが、もちろん勝つためにきています。笑顔で帰国できればいいですね。
・エイシンフラッシュ(牡5歳、栗東・藤原英厩舎)
【調教内容】
オールウェザーで追い切り(単走)、福永騎手騎乗
【関係者の話】
藤原英師:レースに向けて態勢を整えるため、福永騎手に協力してもらい3Fを強目に乗ってもらいました。騎手からは期待通りのコメントをもらいましたので、順調にきているといえます。馬にとって平常心を保つことは、これは走る能力と同じように求められることですが、エイシンフラッシュは見事に対応できています。
○ドバイデューティフリー(G1、芝1800m)
・ダークシャドウ(牡5歳、美浦・堀厩舎)
【調教内容】
芝コースで追い切り(単走)
【関係者の話】
渡邉助手:今日は直線コースでウォーミングアップし、芝コース4Fで追い切りました。競馬に向けて疲れを残さないように気をつけましたが、手応え良く、また息の入りも良かったので、いい追い切りができたと思います。本番に向けていい状態に仕上がってきていると思います。明日は馬場入りせず、厩舎周りで運動を行う予定で、明後日は馬場で調整する予定です。
○アルクオーツスプリント(G1、芝1000m)
・エーシンヴァーゴウ(牝5歳、栗東・小崎厩舎)
【調教内容】
オールウェザーで追い切り(単走)
【関係者の話】
小崎師:手前もしっかり替えて、この馬の走りができていました。夏場に好成績を残しているように、暑い環境が合っているのか馬体に張りが出てきました。日本ではナーバスな一面も見せますが、今はとても落ち着いています。直線1000mでは相性がいいので期待しています。
○UAEダービー(G2、AW1900m)
・ゲンテン(牡3歳、栗東・矢作厩舎)
【調教内容】
オールウェザーで追い切り(単走)
【関係者の話】
矢作師:1頭でいると寂しがるような若い面を見せていますが、体調はとてもいいです。明日は厩舎周りの運動にとどめ、明後日は馬場入りしてC.ウィリアムズ騎手に感触を確かめてもらう予定です。
○ドバイゴールドカップ(G3、芝3200m)
・マカニビスティー(牡5歳、栗東・矢作厩舎)
【調教内容】
馬場入りせず
【関係者の話】
矢作師:月曜日に右前脚の爪にアクシデントがあったため、本日も馬場入りを見合わせましたが、このような事態も想定の範囲内です。日本で仕上げてきましたので、レースへの影響はありません。

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