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「IBBA総会」開催、事業計画などを承認

2012年03月25日 21時35分

IBBA胆振軽種馬農協の「第47回通常総会」が3月15日、登別市の登別グランドホテルで開催され、2011年度の事業報告、12年度の事業計画などが満場一致で承認された。
総会には高橋秀昌IBBA組合長や来賓、組合員など約80名が出席。高橋組合長は「昨年は東日本大震災、福島の原発事故、欧州危機と逆風が吹き荒れた一年だった」と振り返り、その中で7年ぶりに売上げ、計画額とも前年度を上回ったホッカイドウ競馬の健闘を讃え、今後も関係を強め支援することを約束した。
また、来賓の西村啓二JBBA日本軽種馬協会副会長は「生産界においては価格の低迷が続いているが、知恵を出し汗をかいて前に進んでいきたい」と挨拶。朝井洋JRA日本中央競馬会馬事部長は「JRAは昨年、54年ぶりに赤字計上となった。生産地対策事業も見直さなければならないが、可能な限り生産地をサポートしていきたい」と激励。中京競馬場が新装オープンし2日間で5万人が来場したこと、札幌競馬場のスタンド改築でセリスペースを作り、14年に完成すること、今年は近代競馬150周年という節目の年であること、地方・中央の馬券相互発売が始まること、法改正で競馬主催者が70~80%の間で控除率を決められることの5つの明るい話題を提供した。
総会は胆振東部地区の清水斉氏を議長に選出して議事を進行。上程された6つの議案をすべて可決した。
IBBAの組合員は現在60名。ここ数年減少が続き、厳しい状況の中で新年度を迎えるが、組合員のより一層の団結と協力を訴えた。

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