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米G2勝ち馬バトルプランの初年度産駒が誕生

2012年03月18日 22時12分

2010年のG2ニューオーリンズH優勝馬で、昨シーズンから新ひだか町のアロースタッドで種牡馬生活を送っている、バトルプラン(牡7歳、父エンパイアメーカー)の初年度産駒が3月1日、新ひだか町の佐竹学氏の牧場で誕生した。
関係者が待ち侘びる中、元気に産声を上げたのは、母にスールドゥカノウ(牝11歳、父サクラバクシンオー)を持つ鹿毛の牡駒。おばにパインアキナ(JRA4勝)、近親にフジビゼン(京成杯3歳S2着)、オンエア(豪G1AJCオークス)などがいる牧場期待の血統だ。
同牧場の佐竹代表は「これだけしっかりして父に似ている産駒が生まれれば言うことないですね。うちに繁殖を預託されている馬主さんにも、配合をお勧めできると思います」とニッコリ。順調に育つ愛馬の将来を楽しみにしていた。
バトルプランは米国の名門、オーヴァーブルックファームの生産馬。デビュー2戦目から休養を挟み4連勝でG2ニューオーリンズHを制したが、G1スティーヴンフォスターH(2着)レース後に右前繋靭帯断裂が判明したため、わずか6戦4勝で引退を余儀なくされた。
昨シーズンから父エンパイアメーカーと同時に日本での供用をスタート。初年度は64頭の種付頭数を記録した。種牡馬として大成功を収めるエンパイアメーカーの後継として馬産地の期待は大きい。

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