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スプリントG1覇者ローレルゲレイロの初年度産駒が誕生

2012年03月18日 22時12分

2009年の春秋スプリントG1優勝馬で、昨シーズンから新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬として繋養されている、ローレルゲレイロ(牡8歳、父キングヘイロー)の初年度産駒が3月2日、日高町の坂東ファームで元気に産声を上げた。
その待望の産駒は、母ハルジオン(牝4歳、父ティンバーカントリー)との間に生まれた鹿毛の牡馬。祖母はユキノビジン(G3クイーンS)という牧場自慢の一頭だ。
予定日より10日以上遅れての出生となったが、パドックを所狭しと駆け回り、溢れんばかりのパワーを全開。「母にとっても初仔なので少し小さいですが、俊敏な動き、バランスの取れた馬体は父によく似ていますね。頑張ってほしいです」と同ファームの期待は大きい。
ローレルゲレイロの競走成績は31戦5勝(うち海外3戦)。08年のG3東京新聞杯で重賞初制覇を飾ると、続くG3阪急杯で重賞2勝目を挙げた。09年にはG1高松宮記念で父キングヘイローに続き父仔制覇を達成。さらにG1スプリンターズSも優勝し、史上3頭目となるスプリントG1春秋制覇を成し遂げ、09年最優秀短距離馬に輝いた。
初供用となった昨シーズンは41頭の種付頭数を記録。内国産名種牡馬キングヘイローの後継として期待されている。

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