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ホッカイドウ競馬表彰式、馬主、厩舎関係者を表彰

2012年03月18日 22時12分

2011年度のホッカイドウ競馬で活躍した競走馬や馬主、厩舎関係者を表彰する「北海道競馬記者クラブ・北海道地方競馬優秀賞表彰式」が3月8日、札幌市のホテル札幌ガーデンパレスで開催された。2つの表彰式を合同で行うのは昨年に続き2度目。表彰式には同競馬関係者や記者クラブ関係者などが出席し、優秀な成績を収めた受賞者を讃えた。
表彰式では主催者を代表して北海道農政部の川上修競馬事業室長が挨拶。「皆様は開催の中で優秀な成績を収め、競馬を盛り上げていただきました。景気不況、大震災の影響、荒尾競馬の廃止など、地方競馬を取り巻く環境は非常に厳しい中、ホッカイドウ競馬はここ数年の取り組みで収支均衡を見通せる状況まで来ました。とはいえ発売額を増やす最大の要素は、良い馬を作ってファンに喜んでいただくことが一番。念願だった坂路施設も来年度から使用可能になるので、さらに強い馬を作って、ホッカイドウ競馬の魅力を全国に発信してほしい」とエールを送った。
北海道競馬記者クラブ表彰の「北海道競馬記者クラブ賞」は、最多収得賞金を記録した田中淳司調教師と服部茂史騎手が受賞。「年度代表馬賞」は、2歳が栄冠賞など4戦3勝の成績を残したウィードパワー、3歳以上は道営記念優勝のショウリダバンザイが選ばれた。北海道地方競馬優秀賞の表彰では優秀調教師、優秀騎手、優秀厩務員、レコードタイムを更新した騎手らを表彰。各受賞者には賞状や記念品を贈呈し、昨年度の活躍を祝福した。
表彰を受けた田中淳司調教師は「この賞を励みに、これからもホッカイドウ競馬に全精力を傾けていきたい」と謝辞。服部騎手は「この賞を励みにこれからも頑張っていきたい」と、4月25日に開幕する次年度のホッカイドウ競馬に向け、決意を新たにしていた。

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