今年の3歳重賞戦線は、ディープインパクト産駒の活躍が目立っており、クラシックのトライアルでも、パララサルー(牝)、ジョワドヴィーヴル(牝)、アーデント(牡)が優先出走権を獲得。今週は東西で皐月賞TRが行われるが、17日・阪神の若葉Sには、きさらぎ賞(G3)勝ち馬ワールドエース(牡)、18日・中山のスプリングS(G2)には、東スポ杯2歳S(G3)勝ち馬ディープブリランテ(牡)といった“ディープ”産駒の重賞ウイナーが出走する予定。
また、今年のトライアル戦線は、関東馬が健闘しており、桜花賞TRは、すべて関東馬が優勝。皐月賞TRの弥生賞(G2)でも、関東馬のコスモオオゾラが1着。果たして、若葉S&スプリングSも制し、皐月賞TR完全Vを決めることができるかどうか。“完全V”達成なら、若葉SがTRとなった91年以降初めてのケースとなり、関東馬の“弥生賞&スプリングS”制覇は、08年(マイネルチャールズ、スマイルジャック)以来4年ぶり。