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桜花賞馬レジネッタの初仔が誕生

2012年03月04日 20時10分

2008年の桜花賞馬レジネッタ(牝7歳、父フレンチデピュティ)の初仔が2月7日午後11時50分、繋養先である安平町の追分ファームで誕生した。
牧場関係者が見守る中、元気に産声を上げたのは栗毛の牡馬。父は10年の英G1キングジョージ六世&クイーンエリザベスSをコースレコードで制したハービンジャー(牡6歳、父ダンシリ)で、父母とも初供用同士という初々しい組み合わせだ。
同ファーム事務局の伊関太郎氏は「繁殖入りしてから発情、種付け、受胎、お産と順調にきました。現役時代は激しい気性をしていましたが、牧場に戻ってきてからは落ち着きが出て、母親としても過保護でもなく放任でもなく、一番理想的なタイプと言えます」と母親ぶりを褒める。
誕生した産駒については「生まれてから立ち上がるまでも、授乳もスムーズにいきました。初仔の分だけ少し小さかったですが、その後の成長過程も不安がなく順調にきました。利発そうな顔立ちは母親似、しっかりとした体型は父親にそっくりと思います」とニッコリ。「母親は筋の通った血統ですし、ハービンジャーは社台グループが期待して導入した種牡馬ですので、今年来年と無事に育って父母のような活躍を願っています」と、雪の上を軽やかに駆け回る仲睦まじい母仔に目を細めていた。
レジネッタの競走成績は28戦4勝。G1桜花賞のほか、G3福島牝馬Sなどを制した。トールポピー、リトルアマポーラ、ブラックエンブレムらと同期となる。昨年から生まれ故郷へ戻り繁殖入り。今年の配合種牡馬はキングカメハメハが予定されている。

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