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優駿SS、BRF種牡馬展示会、ベーカバドが初舞台(新冠)

2012年02月26日 23時42分

新冠町の2つの種馬場、優駿スタリオンステーションとビッグレッドファームで2月21日、種牡馬展示会が開催された。同日開催は2007年以来のこと。当日は強風が吹く悪条件にもかかわらず、両種馬場とも多くのブリーダーが詰め掛け、新種牡馬ベーカバドなどに熱い視線を送った。
優駿SS期待のルーキーはパリ大賞典優勝馬のベーカバド。世界的名種牡馬ケープクロスの本邦初後継として鳴り物入りでのスタッドインとなった。初舞台ではビロードのように滑らかで光輝く、自慢の好馬体を披露。見る者のため息を誘った。
ほか、供用2シーズン目も早くも満口となったカネヒキリ、3本柱のキングヘイロー、マヤノトップガン、マーベラスサンデーも存在感を誇示。フィナーレは本邦初年度産駒が順調に勝ち上がっているファスリエフが飾った。
ビッグレッドFでは9頭の繋養種牡馬が紹介された。供用3年目のコンデュイットが展示されると同グループの岡田繁幸代表がマイクを持って登場。「ステイゴールドやディープインパクトと同じような素晴らしい瞬発力の持ち主。ぜひ配合を」と思いを伝えた。
昨年、日高地区最多の249頭の種付頭数を記録したほか、4冠馬オルフェーヴルなどを送り出し、トップサイアーとしての地位を揺るぎないものとしたステイゴールドが最後に展示されると、社台ファームの吉田照哉代表が友情出演。「本当に凄い種牡馬。皆様と一緒に良い馬を作っていきたいです」とラブコールを送った。

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