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静内3スタリオンで種牡馬展示会、JBBA、アローS、レックスS

2012年02月26日 23時42分

新ひだか町の二十間道路に林立する3種馬場、JBBA日本軽種馬協会静内種馬場、アロースタッド、レックススタッドで2月20日、種牡馬展示会が一斉に開催された。好天に恵まれた当日は、300~400名に及ぶ生産者や馬主、調教師などの関係者が各会場に来場。50頭を超える種牡馬たちを駆け足で見て回った。
同日開催のスタートとなったのはJBBA静内種馬場。例年通り、JBBA胆振種馬場からも3頭の種牡馬が輸送され、合同展示となった。
展示スペースを取り囲んだギャラリーに、東京から駆けつけた西村啓二JBBA副会長は「エンパイアメーカーの活躍は皆様ご存知の通り。まだ配合に余裕のある種牡馬もおりますのでご検討ください」と挨拶。展示はサニングデール、デビッドジュニアといった胆振種馬場繋養種牡馬や、2011年NAR2歳新種牡馬チャンピオンのケイムホーム、本邦初年度産駒がデビューを迎えるアルデバラン2、世界的大種牡馬ヨハネスブルグ、G1サイアーのバゴなどの静内種馬場スタリオンと続き、大トリは人気のエンパイアメーカーが務めた。
バトンを受け継いだアロースタッドでは18頭の“猛者”たちを紹介。新種牡馬ビービーガルダンの晴れ舞台には坂東正積オーナーが「2歳のデビューから長く活躍したので成長力があると思います」と愛馬にエールを送った。今シーズンの種付料は無料ということで、すでに多くの問い合わせが寄せられているという。
続いて優駿スタリオンステーションから移籍してきた新入厩馬のパーソナルラッシュ、本年初産駒が誕生するバトルプラン、スーパーホーネットがお披露目。さらに2歳新種牡馬のフサイチリシャール、フサイチホウオー、スズカフェニックスが続き、実力種牡馬のワイルドラッシュがエンディングを飾った。
展示会後には商品券やホテル宿泊券、馬具などが当たる抽選会も行われ、最後まで来場者を楽しませた。
分刻みのスケジュールの最後はレックススタッド。こちらでは未入厩のコパノフウジンを除く23頭が揃い踏みした。
新種牡馬はマイルチャンピオンシップをレコードで制したエーシンフォワード、フェブラリーS優勝馬サンライズバッカス、重賞4勝を挙げたサクラメガワンダーの3頭。事務局からの説明を受けながら、じっくり時間をかけて誇らしい馬体を披露した。
その後、社台スタリオンステーションから今シーズンより加わった実績上位の新入厩馬ホワイトマズル、今回が展示会デビューとなるロッコウオロシ、充実一途のスクリーンヒーロー、マツリダゴッホ、産駒成績が堅調のサクラプレジデント、アドマイヤコジーン、ティンバーカントリー、ショウナンカンプ、テレグノシスらもお披露目。全馬の展示が終了すると繋養種牡馬の無償種付権利が当たる抽選会が実施され、幸運な2名が発表されると会場から拍手が起こった。

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