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エンパイアメーカーの本邦初産駒が誕生

2012年02月19日 22時02分

2003年のベルモントS優勝馬で、昨シーズンから新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場に繋養されているエンパイアメーカー(牡12歳、父アンブライドルド)の本邦初年度産駒が1月31日、日高町の天羽牧場で誕生した。
関係者が待ちわびるなか産声を上げたのは、母にフレンチバージン(牝10歳、父フレンチデピュティ)を持つ鹿毛の牡馬。おばにはキストゥヘヴン(G1桜花賞)、一族にはロンググレイス(エリザベス女王杯)、ファイアーダンサー(G3京都牝馬特別)などがいる牧場期待の一頭だ。
同牧場の天羽繁代表は「父は世界でも活躍馬を出している超一流の種牡馬。しっかりした骨格は父譲りでこれからが楽しみです」とニッコリ。好奇心旺盛で、放牧地を元気に駆け回る愛馬に大きな夢を抱いていた。
04年に米国で種牡馬入りしたエンパイアメーカーは初産駒デビューから5年連続でG1勝ち馬を輩出。昨年はG1BCレディーズクラシックを制したロイヤルデルタが米3歳牝馬チャンピオンに輝いたほか、日本でも数少ない産駒からフェデラリストが新年からG3中山金杯に優勝。目覚しい活躍を見せている。
日本初供用の昨シーズンは日高地区の新種牡馬では最も多い204頭の種付頭数を記録。2シーズン目を迎えた今年も人気が高く、昨年以上の配合が見込まれている。

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