2011年の欧米2歳ランキングが発表された。欧州2歳ランキングのトップは、欧州最優秀2歳牡馬ダビルシムと英G1レーシングポストトロフィーの勝ち馬キャメロットが119で並んだ。ただし、レーティング119はインターナショナルクラシフィケーション(ワールドサラブレッドランキングの前身)で欧州2歳馬のレーティングが発表されるようになった1978年以降で最も低い評価となった。一方、米ジョッキークラブが発表したエクスペリメンタルフリーハンデは、米G1BCジュヴェナイルを制したハンセンと同レース2着のユニオンラグズがともに平年並の評価である126で首位の座を分け合った。なお、牝馬では米最優秀2歳牝馬マイミスオーレリアが平年より1ポイント高い124を得てトップ。3ポイントの性差を考慮すれば、牡馬と合わせても実質首位となる。