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被災馬16頭が日高町に避難

2012年02月05日 23時44分

東日本大震災の影響で警戒区域となった南相馬市から被災馬16頭が1月26日と2月1日、日高町の日高町家畜自衛防疫組合(旧五輪共同育成センター)に避難してきた。
被災馬の避難は8月9日、31日、9月6日に続き5度目。第4便の26日には8頭、最終便の1日には8頭が無事入厩を終えた。南相馬市からの避難馬は合計で52頭。3月31日まで繋養される予定だ。
今回の被災馬は南相馬市の南相馬市馬事公苑から移動。最終便は当初1月31日の予定だったが、30日に苫小牧港行きのフェリーが欠航となったため1日遅れの到着となった。
移動には苫小牧港から日高町の公用車が先導。慣れない北海道の雪道をエスコートした。到着後は放射線量をチェック。安全が確認されると用意された馬房で長旅の疲れを癒した。
8月から始まった被災馬の移動は今回で完了。日高町関係者は「引き渡す日までしっかり管理します」と話していた。

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