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金鯱賞優勝馬サクラメガワンダーが種牡馬入り

2012年02月05日 23時44分

2009年のG2金鯱賞などを制したサクラメガワンダー(牡9歳、父グラスワンダー)が1月24日午後、新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りした。今春から新たな生活をスタートさせる。
同馬は2005年のG3ラジオたんぱ杯2歳Sでアドマイヤムーンらを退け重賞初制覇。翌06年には古馬相手のG3鳴尾記念を制し、重賞2勝目を挙げた。その後は惜敗が続いたが08年に2度目の鳴尾記念制覇を達成。09年にはG2金鯱賞で重賞4勝目を飾ると続くG1宝塚記念ではドリームジャーニーの2着と健闘した。
しかし、同年秋に左前浅屈腱炎を発症。復帰を目指して2年以上のリハビリを続けたが、このたび現役続行を諦め、1月4日付で競走馬登録を抹消された。競走成績は29戦7勝。
重賞4勝馬の種牡馬入りには同スタッド関係者が総出で出迎え。馬運車から降りると雄大な馬体を躍らせながら大きく嘶き、先輩種牡馬たちを威嚇した。
種付料は30万円(受胎確認後支払。フリーリターン特約付)、もしくは50万円(産駒誕生後支払)。事務局の(株)レックスでは「すでに種牡馬らしい体つきで貫禄十分ですね。父グラスワンダーと母の父サンデーサイレンスの組み合わせは、僚馬のスクリーンヒーローと同じですが、タイプが違うのでうまく棲み分けできると思います。2頭でグラスワンダー系を広めていきたいですね」と意気込んでいた。

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