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エ女王杯優勝馬リトルアマポーラの初仔が誕生

2012年02月05日 23時44分

2008年のエリザベス女王杯優勝馬リトルアマポーラ(牝7歳、父アグネスタキオン)の初仔が1月17日午前10時32分、白老町の社台コーポレーション白老ファームで誕生した。
牧場関係者が待ち望む中産声を上げたのは、キングカメハメハ(牡11歳、父キングマンボ)を父に持つ鹿毛の牡馬。予定日より1週間ほど遅れての出産となったが、母仔とも元気な毎日を送っている。
「リトルアマポーラのお母さんも1週間ほど遅れるので、特別心配はしていませんでした。お産も初産とは思えないほど順調でまったく手が掛かりませんでした」と振り返るのは同ファームの橋本裕充場長。肝心の子育てに関しても「母親としてもまったく問題がなく子供を可愛がっています。繁殖に上がってからも順調にここまできました。産駒はとてもバランスが良く欠点がなく、初仔にしては46キロと十分なサイズですし、本当に良い仔を産んでくれました。あとは無事に育って走ってほしいですね」と2年後のデビューを心待ちにしていた。
リトルアマポーラは07年12月にデビュー勝ち。4戦目のG3クイーンCで重賞初制覇を果たした。牝馬クラシック戦線では惜敗が続いたが、牝馬ナンバーワンを決めるエリザベス女王杯では、カワカミプリンセス以下を退けてG1初制覇。08年のJRA最優秀3歳牝馬に選出された。翌09年にはG3愛知杯を制覇。通算22戦5勝の成績を収めた。
昨シーズンから生まれ故郷に戻り繁殖入り。アグネスタキオンの血を引く貴重なG1ウイナーとして大きな期待がかけられている。

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