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仏G1勝ち馬ベーカバド導入、優駿SSで種牡馬入り

2012年01月11日 10時29分

新冠町の(株)優駿はこのほど、2010年のG1パリ大賞典を制したベーカバド(牡5歳、父ケープクロス)を、今春から優駿スタリオンステーションで供用することを発表した。
同馬は2歳時にデビュー3連勝でG3シェーヌ賞を制覇。3歳時はG3ギシュ賞を制すると、パリ大賞典でG1初制覇を果たし、仏3歳最強馬の称号を得た。凱旋門賞の前哨戦となったG2ニエル賞ではヴィクトワールピサに完勝。英・タイムフォーム誌のレーティングで127を獲得し、欧州トップホースの一頭として仏米11戦6勝の成績を残した。
父ケープクロスは英ダービー馬シーザスターズ、英・愛オークス馬ウィジャボードなどを送る仏総合&英愛2歳チャンピオンサイアー。本馬はその日本初後継となる。
シンジケート総額は1億4400万円(1口240万円×60株、リース形式)。輸入検疫終了後の1月下旬、優駿SSに到着する予定となっている。事務局の(株)優駿では「血統、競走成績とともにバランスの取れた素晴らしい馬体が購買の決め手となりました。サンデーサイレンス系の繁殖牝馬ともマッチする優秀な血脈の導入は、日高の活性化にもつながるはずです」と期待している。

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