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有馬記念アラカルト

2011年12月25日 19時45分

1着オルフェーヴル 池添騎手
2着エイシンフラッシュ ルメール騎手
3着トゥザグローリー 福永騎手
①オルフェーヴル
G1勝ち馬9頭を含むハイレベルなメンバーで行われた有馬記念を勝利したのは、史上7頭目の三冠馬オルフェーヴル。三冠馬が同年の有馬記念を勝利するのは、84年のシンボリルドルフ、94年のナリタブライアンに続いて17年ぶり3頭目。通算成績は11戦7勝(うちJRA重賞9戦6勝)。馬名意味は「金細工師(仏)」。
【JRA・G1レース年間4勝目】
今回の勝利でJRA・G1レース年間4勝目。これはグレード制を導入以降、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクトに並ぶ2位タイの記録。なお、1位はテイエムオペラオーの5勝。
【同一JRA・G1レース兄弟制覇】
オルフェーヴルの兄ドリームジャーニーは09年の有馬記念を勝利しており、有馬記念の兄弟制覇となった。有馬記念の兄弟制覇は史上初のこと。
また、JRA・G1レースでは、阪神JFを08年・ブエナビスタ、11年ジョワドヴィーヴルの姉妹が勝利して以来のことで、グレード制を導入以降では6例目。
【JRA重賞レース6連勝】
3月のスプリングSから6連勝で有馬記念勝利。なお、JRA重賞レース最多連勝馬は、テイエムオペラオーで8連勝。
【ファン投票2位馬の勝利】
オルフェーヴルはファン投票2位。ファン投票2位馬の勝利は、08年のダイワスカーレット以来3年ぶりのことで、通算10頭目。
【3歳馬の勝利】
3歳馬が勝利するのは、昨年のヴィクトワールピサに続いて2年連続のことで、通算16頭目。
②池添謙一騎手
本年JRA・G1レース6勝目。これはグレード制を導入以降、05年、06年の武豊騎手、07年の安藤勝己騎手に並んで騎手のJRA・G1レース年間最多勝記録となる。
本年JRA・G1レース勝利はマイルCSをエイシンアポロンで勝利して以来のこと。G1レース通算では17勝目。
今回の勝利で宝塚記念2勝、有馬記念2勝となり、ドリームレース合計4勝。ドリームレース4勝は、武豊騎手の6勝に次いで2位タイの記録。有馬記念は、09年・ドリームジャーニー以来2年ぶりの勝利で2勝目。
本年のJRA重賞レース勝利は、マイルCSをエイシンアポロンで勝利したのに続き14勝目、通算では53勝目。年間14勝は、2位の福永祐一騎手の11勝に3勝差をつけて単独1位の記録。
③池江泰寿師
有馬記念は、09年にドリームジャーニーで勝利して以来で2勝目。同師の父・池江泰郎元調教師も87年・メジロデュレン、06年・ディープインパクトで2勝している。
また、今回はオルフェーヴルの他にトゥザグローリー(3着)、トーセンジョーダン(5着)を出走させ、すべて掲示板に載る活躍をみせた。有馬記念で同一厩舎3頭出しは、07年の角居勝彦師以来4年ぶり。
本年JRA・G1レース5勝。これは84年以降、岩元市三師と並んで調教師のJRA・G1レース年間最多勝記録となる。今年のJRA・G1レース勝利は、天皇賞(秋)をトーセンジョーダンで勝利して以来のこと。
本年のJRA重賞レース勝利は、アルゼンチン共和国杯をトレイルブレイザーで勝利したのに続き11勝目、通算では23勝目。年間11勝は、安田隆行師と並んで1位タイの記録。なお、年間重賞最多勝調教師は、97年に藤沢和雄師が記録した13勝。
④ステイゴールド産駒
有馬記念は09年ドリームジャーニーに続いて2勝目。JRA・G1レースは本年の菊花賞をオルフェーヴルが勝利したのに続き通算9勝目。なお9勝中7勝は、ドリームジャーニー・オルフェーヴルの兄弟で挙げたもの。
本年JRA重賞レース勝利は、菊花賞を勝利して以来で11勝目。これはキングカメハメハの12勝に次いで2位の記録。通算では32勝目。

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