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マイルチャンピオンシップ優勝馬シンコウラブリイが死亡

2011年12月11日 22時05分

1993年のG1マイルチャンピオンシップ優勝馬シンコウラブリイ(牝22歳、父カーリアン)が12月5日、繋養先だった日高町のシンコーファームで蹄葉炎のため死亡した。
同馬は91年11月の新馬戦をデビュー勝ち。その後、5戦目のG2ニュージーランドT4歳Sで初重賞制覇を成し遂げると、G3ラジオたんぱ賞、G3クイーンSと重賞3連勝を飾った。古馬になると毎日王冠、スワンSとG2を連勝。ラストランとなったマイルチャンピオンシップでG1初制覇を遂げ、自らの引退に花を添えた。同期にはミホノブルボン、サクラバクシンオー、ニシノフラワーなどがいる。
現役引退後の94年から繁殖入り。初仔のロードクロノスがG3中京記念を制したほか、トレジャー(G2セントライト記念2着)、レディミューズ(G3チューリップ賞2着)などの活躍馬を送り出した。今春、ディープスカイの牝馬を出産したのを最後に繁殖を引退。功労馬として余生を送っていたが、2年ほど前から患っていた蹄葉炎が11月頃から悪化し、歩行困難になっていたという。
同ファームの井ノ上忠宏代表は「蹄鉄を替えるなどの治療を行ってきましたが、最期は苦しむことなく眠りにつきました。競走馬としてのみならず、母としても頑張ってくれました。応援していただいた方々には心よりお礼を申し上げます」と話していた。

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